年上の長谷部に「だから彼女できねえんだよ!」
内田選手が代表デビューしたのは、2008年1月26日のチリ戦だ。2012年6月12日のオーストラリア戦で、24歳77日で国際Aマッチ50試合出場を果たしたが、これは歴代1位の記録となった。年齢は若いが、代表出場歴は長い。加えて甘いルックスで人気抜群、バラエティー番組でもひっぱりだこだ。
代表メンバーの中でも、吉田麻也選手や長谷部誠選手とは親交が深い。先の「内田分析」では長谷部選手について、「『もう一皮破れよ!』って思うんですよね、遊びに関しては」と冗談めかし、「『だから彼女できねえんだよ!』って(笑)」と言いたい放題だった。もっとも、4歳年上の長谷部選手に対して遠慮のない物言いができていることから、2人の良好な関係や内田選手の人柄が分かる。
長谷部選手も以前、ブログで内田選手の「知られざる一面」を書いていた。2011年7月22日のブログを見ると、その「横顔」は「とにかく、掴みどころがないやつなんです」。「先輩が飯いくぞって言ってもジャージで来るし。でも、時間はしっかり守るし。でも、オフ中も僕の泊まってたホテルに無理矢理泊まるし……でも、先輩がご飯誘ったら断らないし」と、内田選手の性格の一端や2人の距離感が垣間見られる文章だ。
また2012年2月2日のタイトルは「内田はやはり内田であった」となっている。「出不精」とされる内田選手が、長谷部選手が拠点とするヴォルフスブルクまで車で片道3時間をかけて遊びに来たという。ところがわざわざ来たのに、長谷部選手の家で1日約14時間寝ていた、起きている間もベッドやソファーから一歩も動かず、漫画を読んだりパソコンをいじったりしていただけと、ピッチ上のはつらつとしたプレーからは想像もつかないマイペースぶりだった様子を「暴露」していた。