薬剤師以外でも風邪薬などの一般用医薬品を販売できる「登録販売者」の試験に合格した従業員のうち200人について、受験資格として必要な勤務実態がなかったとして、西友は2012年11月6日記者会見を開き謝罪した。
過去4年間に「実務経験証明書」を発行した352人のうち、19都道府県の282人に十分な勤務実態がなかった。このうち200人が試験に合格し、8月末時点で101人が店舗で医薬品の販売に携わっていたという。現在は101人全員が別の職場に異動している。
原因については、店舗からうその証明書が提出され、実務経験の内容を精査する適正な体制が整っていなかったためとしている。