「高樹沙耶」の芸名で活動していた女優の益戸育江さん(49)が所属事務所を退社し、「大麻草」の研究を行っていることがわかった。
沖縄・石垣島に移住して以来、「エコ」や「脱原発」などの主張を声高に叫んできた益戸さんだが、大麻にまで活動の幅を広げていたようだ。
「大麻取締法は人権侵害している」と主張
益戸さんは2012年10月末で、所属していたオスカープロモーションを退社した。退社の経緯について、オスカープロモーションは「本人が今石垣島にいて、全く仕事ができない状態で、中途半端で申し訳なく事務所にも迷惑がかかるから退社したいという申し出があり、了承した」と説明している。
益戸さんは11月5日、ツイッターで「何かに所属していると本音が言えない?!おかしな社会。だから独立!」と投稿している。事務所を退社した心境だろうか。
11月6日発売の週刊誌「女性自身」には、「退社」以上に衝撃的な記事が掲載されている。益戸さんが「大麻研究家と一緒に生活している」というのだ。
同誌は石垣島にある益戸さんの自宅まで突撃取材を行っている。インタビューをしたいと話している最中、家の中から男性が出てきたという。この男性の知人が、男性は益戸さんと一緒に暮らしているが、「大麻草検証委員会」の代表を務めていると話したというのだ。
「大麻草検証委員会」とは、公式サイトによると「立法目的が明記されておらず、保護法益も不明確であって、被害者なき法律の典型である」大麻取締法の運用の改善と改正を働きかけることを目的に設立された委員会らしい。「大麻取締法は人権侵害している」とまで言い切っている。
この委員会の代表は森山繁成氏という人物だ。森山氏はサイト上で、「大麻草については、様々な誤報がメディアで飛び交い」「『大麻草』が持つ特性の正しい情報が立法府、司法府、行政府に伝わっていない」と嘆いている。そして、「大麻は日本人にとって昔から神社、寺院、天皇家に伝わる神事などにおいて広く利用されてきた神聖な植物」「大麻草を日本の『国草』にしよう」などと主張、大麻取締法を改正する運動の署名も行っている。
12年10月31日には、自身のFacebookで「石垣島に公私とも用事が多く来島して長期に滞在している・・・」と投稿しており、石垣島に足繁く通っているのは事実らしい。