平成の仙台四郎です。
本日、気仙沼市本吉総合体育館にて「気仙沼・本吉地方産業まつり」が開催されました。
この気仙沼最大級の産業イベントは震災以降、2年ぶりの開催です。
今年で28回目を数えるこのイベントは、これまで気仙沼市魚市場を会場に地域最大の産業イベントとして開催してきましたが、東日本大震災により、その魚市場が被災、気仙沼の産業が大きなダメージを受けたこともあり、昨年はイベントを開催することができませんでした。
そして今年、会場を気仙沼市本吉総合体育館に移し、「気仙沼市本吉産業まつり」と共同で、2年ぶりに開催することができたのです。
規模は大きく縮小されましたが、気仙沼を代表する水産加工品や、農産物、商工品など多数の商品が並び、多くの来場者の方で賑わいました。
「初めて来たのですが、とても楽しかったです。」
「みんなが楽しく集まれるこういう機会がどんどん増えればと思います。」
気仙沼に初めて来たというフランスの方は、
「こうして多くの方が一生懸命頑張っている姿を見て、こちらが元気をもらいました。」
「気仙沼の復興を祈っています。」
気仙沼市産業部商工課の佐藤さんにお話を伺いました。
「まだまだ完全復活までには遠いですが、この気仙沼でまつりを開催することが、『ここまで来たんだ』ということを自分たちの実感としても、そして多くのお客さんに見せることができたというのがこれからの励みにもなるし、原動力となると思っています。」
出店者の方々にお話を伺いました。
「これまでと会場や規模が違う分、ちょっと戸惑った部分もありましたが、たくさんのお客さんに見ていただけて、とても良かったです。しかしまあ、できることならいち早く、元の場所(魚市場)でやりたいですね。」
「たくさんの方が商品に興味を持っていただけて良かったですね。」
「まだまだ完全復旧とまではいきませんが、商品には自信を持って販売しています。」
気仙沼市の地域最大の産業イベント「気仙沼・本吉地方産業まつり」。
元気で活気のあるまつりが復活しました。
日々、一歩ずつ気仙沼が進んでいます。
仙台発ネットテレビ局アリティーヴィー
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