女子中学生2人が米軍の装甲車にひき殺された事件に対する怒り
この歌は、02年に韓国で女子中学生2人が米軍の装甲車にひき殺された事件に対する怒りだからだという。米軍はこの事件は不可抗力で起こったものだとして、特に過失はなかったと発表したため、韓国で反米の風が吹き荒れることになった。コメント欄には、
「あの事件は悲劇であり、私たちこそPSYのパフォーマンスに謝罪するべきなのです」
「この曲は政治的、哲学的であり音楽を通して自分を表現しています。米軍についての彼の意見は分離されるべきである」
などが書かれている。もっとも、
「理由が何であれ、アメリカ軍とその家族を侮辱したという事実は不変です。彼は無実のアメリカ市民をも侮辱しているわけです」
という意見もある。
PSYは「韓国最後の大物」などという触れ込みで12年9月に日本で本格デビューする予定だったが、竹島を巡る領土問題や、欧米で人気が出たことなどで延期になった。日本でも「江南スタイル」の知名度はあるが、メタボな中年キャラの風貌が、韓流スターのイメージと違っていることもあり、評判は今一つだ。
今回の「CNN iReport 」の記事に関して日本のネットでは、
「韓流スターは、日本でも、アメリカでも同じことをやってるんだな」
などといった感想が出ている。