無料配布には「どういう販売促進をしているかについては、お答えできない」
また、kobo「koboイーブックストア」のオープン当初7月1日時点の日本語コンテンツを「約3万冊」と表記していたにもかかわらず、実際には1万9164冊だったとして、景品表示法上不適切だとして消費者庁から行政指導を受けている。この点については、三木谷氏は、
「3万冊のコンバージョン(電子書籍規格の変換)が終わる予定だったが、オペレーションの手間がかかったということで、少し遅れてしまったことはお詫びしなければならない」
と陳謝。ただし、「12年中に20万冊」という目標については、
「あと2か月で13万5000冊。結構大きなかたまりで、1万冊とか、2万冊とか、そういう単位で入ってくる予定がある。そのタイミングがうまく合えば、20万冊までいけると思う。それが多少ずれれば、1月になってしまうということもあるかも知れない」
といい、実現可能性については微妙な言い回しながらも、撤回はしなかった。
楽天カードのプレミアム会員に「会員様プレゼント」としてkobo touchが無料で配られ、ネット上で騒動になったこともあった。この点については、
「どういう販売促進をしているかについては、お答えできない」
と、コメントしなかった。