若者が正社員として就職したあとに3年以内に離職した人の割合は、教育や学習支援業と宿泊・飲食業が48%にのぼることがわかった。厚生労働省が2012年10月31日、入社から3年以内に離職した人の割合を初めて業種別に公表した。
3年前に大学を卒業した若者の離職率で、最も高い業種は教育・学習支援業と宿泊業、飲食サービス業で、いずれも48%、次いで生活関連サービス業や娯楽業の45%などと、サービス業で高い傾向にある。
一方、最も低い業種は、鉱業・採石業で6%、次いで電気・ガスなどのライフライン産業が7%、製造業が15%となっている。
離職した人は、業種によって大きな開きがあることがわかった。