日本海の排他的経済水域(EEZ)内で、天然ガスの一種「メタンハイドレート」が見つかったと2012年10月29日に調査グループが発表した。
発表したのは明治大学、北見工業大学、東京大学の共同調査グループ。見つかった場所は北海道網走市のオホーツク海沖や、秋田県から新潟県にかけての沖合い30キロから50キロ地点で、地中数メートルに埋まっているという。
また、島根県から兵庫県にかけての沖合にも埋蔵している可能性があるという。全体の埋蔵量は明らかにされていないが、こうした「メタンハイドレート」は日本の沖合い各所に存在すると同研究グループは見ている。
「メタンハイドレート」とは、天然ガスと水が結合した固体で、天然ガスに代わる次世代のエネルギー源として期待されている。