国会議員団の公約案を「稚拙ですね。拙い」と一蹴
囲み取材の中では、橋下市長が維新の会の政策を「拙い」と一蹴する場面もあった。同日、維新の会の次期衆院選に向けた公約案として、終戦100年にあたる2045年を目標に在日米軍の全面撤去を目指す内容が盛り込まれたと報じられたのだ。
この点について、橋下市長は、
「叩き台中の叩き台」
「(内容は)知りません。国会議員団が議論している。(国会議員団と橋下市長とのすり合わせは)何もない。表現の仕方とか、表(へ)の出し方が稚拙ですね。拙い」
と国会議員団を批判し、
「(維新八策に県外移設を盛り込もうとして波紋を広げた)普天間の移設の話で、国会議員は懲りてると思うんですけどね~」
と、あきれた様子だった。
この原案をめぐっては、維新の会のブレーンとして知られる上山信一・大阪府市特別顧問が、ツイッターで、
「これは一部の国会議員が私的に書いたたたき台。維新の公約案でも何でもない。あり得ない愚案」
「政調会で議論すらされていない単なる私的ペーパーです。それを公約と各マスコミもどうかしてますが、議員の渡し方も問題です」
と、強く非難している。