「シナ」発言も4回
日中対立が深刻の度を増す中でも、石原氏の「シナ」発言はこの日も4回飛び出した。 外務省がタブーとするものとして、「アメリカ様」に続いて「シナ様」を挙げ、続いて尖閣列島問題やレアアースなどに絡んで「シナ」という言葉を繰り返した。
石原氏は12年9月下旬の知事会見で、「相手が嫌がる『シナ』という呼称を使うべきではないのでは」との質問に対し、「嫌がる理由はないじゃないか。孫文が作った言葉じゃないか。ナンセンスだね」と答えていた。
ネットなどでは「石原氏が嫌いな人を呼び捨てするのはいつものこと」と批判の書き込みが急増することはなく、会見の場での「シナ」発言も大きな問題となってはいない。