2012年4‐9月期の白物家電の国内出荷額は、前年同期に比べて0.8%減の1兆1941億8800万円だった。日本電機工業会(JEMA)が2012年10月25日に発表した。猛暑でルームエアコンや電気冷蔵庫などが前年を上回ったほか、消費者の省エネ家電への関心が引き続き高かったためで、出荷額はやや減少したが、ここ10年で最高だった昨年並みの高水準をほぼ維持した。
製品別では、ルームエアコンが前年同期比1.3%増の4367億5500万円。冷蔵庫は401リットル以上の大型タイプが6.0%増の1814億7800万円と伸びた。電気洗濯機は1.4%増の1435億6800万円。このうち洗濯乾燥機は8.1%増の846億円と伸びた。
同時に発表した9月の白物家電の国内出荷額は、前年同月比6.3%増の1629億500万円だった。エアコンや冷蔵庫が引き続き伸びた。