漫画は強いもののちらほら抜けが…
各カテゴリーの中でも最もキンドルの配信率が高かったのは漫画部門で、ベストセラータイトルの72%がキンドルで購入可能だった。ただしこの分野は競合サービスも強く、差をつけられての3番手に甘んじた。中身を見ても、ホント・ガラパゴスですでに配信されている「バクマン。」(集英社)、「神のみぞ知るセカイ」(小学館)、「夏目友人帳」(白泉社)、「おおきく振りかぶって」(講談社)などが未発売で、また「ONE PIECE」(集英社)ほかも「モノクロ版」の配信に留まるなど(ホント、ガラパゴスでは「フルカラー版」が配信中)、まだ発展途上という印象だ。
とはいえあくまでこれはオープン初日時点の結果であり、アマゾンが拡充攻勢に出るのは間違いない。先行サービスをどこまで脅かす存在となるか、注目される。