韓国製ラーメンから微量の発がん性物質 日本のスーパーも一部で撤去の動き

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「外国製品の検査はしっかりしたほうがいい」

   新大久保のある韓国食材スーパーでは、食品の陳列棚からノグリラーメンの商品を2012年10月23日に撤去したことを取材に明らかにした。

「農心側からは、『販売されているものには問題がない』とのお知らせが届きました。お客さまからの反応は特にありませんが、テレビ報道があったので商品を下げました。『辛ラーメン』は、人気の高い商品ですので、続けて販売していますよ」

   厚労省の輸入食品安全対策室では、取材に対し、「詳しい情報がありませんので、政府ルートを通じて確認しているところです」とだけ答えた。日本では、ベンゾビレンについての基準はなく、通常は検査をしていないという。それは、食品に入れられる物質ではなく、食品添加物にはならないからだとしている。

   日本でもベンゾビレン検出は一部で報じられ、ネット上では、「大丈夫なの?」「外国製品の検査はしっかりしたほうがいい」と心配する声が上がっている。

   農心では、自社ブログで24日、検出された6月にノグリラーメンのスープは業者に返品・破棄して納入先を変えており、現在は安全で安心して食べられると説明した。検出されたベンゾビレンの量についても、肉などを焼いて食べた1日の平均摂取量より1万6000倍も低いとして、特に問題はなかったとの認識を示した。

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