「在庫処分」「ユーザー数を増やすため?」
「kobo Touch」は7月19日に発売、1万円を切る低価格で日本の電子書籍業界に一石を投じた。しかし、専用の電子書籍ストア「koboイーブックストア」では日本語コンテンツ数が三木谷浩史社長のぶちあげた目標冊数に期限内に及ばず、最近では「kobo Touch」が50%引きで購入できるクーポンも配布されていた。
また、奇しくもkobo Touchが届き始めた同日には、Amazon(アマゾン)が独自の電子書籍リーダーおよびタブレット端末「Kindle」(キンドル)シリーズの日本国内での発売と、電子書籍ストア「Kindleストア」のオープンを発表した。なかでも、「Kobo touch」よりわずかに500円ほど高い「Kindle Paper White」(―ペーパーホワイト)は強力なライバルという見方もある。
こうしたこともあって、ネットには今回のプレゼントについて、「在庫処分」「ユーザー数を増やすため?」あるいは「新製品がでるのか」などと推測する人もいた。
楽天の広報は25日、J-CASTに対して、「日頃楽天カードをご愛顧いただいていることへの感謝の気持ち。グループ企業の製品ということで、ご活用いただければ」と意図を説明した。