「ウルルン郡799-800」。島根県・竹島について、グーグルマップから、こんな表記の韓国住所が削除されたことが分かった。日本のネット上では、歓迎する声が聞かれる一方、韓国では、怒りの声が上がっている。
「大勝利」「まあ当然だ」「海外マスコミ呼んで紛争地域って宣伝されちゃったからw」
韓国住所が削除されたことが2012年10月24日報じられると、ネット上では、こんな書き込みが相次いだ。
「中立的な立場で修正した」
グーグルマップの日本版を見ると、もはや欄外の所在地として韓国の住所はなく、地図上に「竹島」の表記がされている。これまでになかったものだ。
政府や島根県では、竹島は日本固有の領土だとして、以前から再三、グーグル側に表記の訂正を要請してきた。国会で自民党議員からも質問があり、政府は6月、グーグルが対応を検討しているという答弁をしていた。
グーグルは10月19日に韓国住所を削除するなどしており、政府などの要請を受けて行ったらしい。島根県の総務課によると、24日にグーグル側から連絡があった。
グーグルマップの韓国版には、韓国名の「独島」と地図上に表記されており、こちらも韓国住所が削除されていた。また、日・韓版以外は、欧米などで使われている「リアンクール岩礁」の表記になっている。島根県によると、グーグル側は、「中立的な立場で修正した」と説明したという。
これに対し、韓国の大手紙「朝鮮日報」などは、修正について、「日本政府からの圧力があった」などと報じた。サイト上の記事のコメント欄には、書き込みはまだそれほどないものの、過激な文言がいくつか見られた。
「仇敵日本は、早く海の中に永遠に沈没して、借金だらけの国に没落してほしい」「日本は呪いをうけてきっと滅亡する」「もうグーグルの検索エンジンを使わないぞ!」