新聞社辞め、「無職」になったスーパーマン 米メディアからさっそく「雇います」ラブコール

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実はテレビキャスター経験あり

   日米のネットは、驚きとともにスーパーマン退職のニュースを受け止めた。日本では「スーパーマン無職に」などという文字が飛び交った。ジャーナリストとして活動する佐々木俊尚さんも24日、ツイッターで「ブロガーとして広告収入を確保するためには新聞以上にエンタメに振らないとページビューの数が得られないことに気づいて苦悩する」と、先行きを心配した。

   実は、スーパーマンが転身するのは今回が初めてではない。一時ギャラクシー系列のテレビでニュースキャスターとして働いたこともある。「スーパーマン」は1938年の連載開始以来、アメリカン・コミックス初の「スーパーヒーロー」として「現代アメリカ」を表現してきたこともあって、米国では今回の退職に紙媒体の衰退を見て、「これも時代か」とつぶやく人もいた。

   ちなみに、2013年に公開を控えるスーパーマンを主人公とした映画「マン・オブ・スティール」(ザック・スナイダー監督)では、新聞記者でもブロガーでもなく、なぜか漁師のような格好で荒々しい海に漕ぎ出す姿も公開されている。職を転々とするスーパーマンの今後に、ますます注目が集まりそうだ。

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