「ルールを決めるのは誰なのかということを問題にしている」
「学祭終わった後、外で好きなだけ飲めや」「酒飲んでないで勉強しろw」といった指摘が相次いでいた。
また、法大生はメンバーのごく一部で、ほとんどは学外から来たとみられている。
法政大の広報・広聴課では、デモをしたのは「学外の集団」としたうえで、飲酒規制の理由について、こう理解を求めた。
「さまざまな主張に十分配慮した運用を行いますが、特定の集団のみと話し合う予定はありません。多くの学生・教職員は今回のルールを冷静に受け止めています」
ビラまき要求については、「本学学生ならびに学内団体は一定の手続きのもと掲示等を行っておりますが、学外者および学外団体によるキャンパス利用や掲示は原則として許可しておりません」とした。また、正門封鎖についても、「これらの集団やその同調者は、これまでも本学に対して組織的に業務妨害行為を繰り返しており、本学及び本学学生・教職員等の被害防止や安全確保のため、必要と認められる間、正門を閉鎖する等の措置をとっております」と理解を求めている。
飲酒規制反対について、法政大学文化連盟は、取材依頼に回答などをしてこなかったが、ツイッターで「飲酒がしたいんじゃない。飲酒を含め、ルールを決めるのは誰なのかということを問題にしている」と説明した。ただ、「この現実がどこから来るかといえば資本主義の問題。だから我々は・・・学生のプチブル的な権利問題に全社会的な問題を見出す」と言っている。