2012年8月に亡くなった人気犬「ZIPPEI(ジッペイ)」のフォトブックが、10月22日に発売された。
表紙にはホットドッグの写真などがデザインされているが、これを見た人は、「ジッペイが熱中症で亡くなったことをジョークにしているのか!」などと激怒している。
「ホット=暑い、ドッグ=犬」と深読みし批判
フォトブックのタイトルは「ありがとう ZIPPEI PHOTO BOOK」だ。日本テレビ系の朝の情報番組「ZIP!」に出演し人気を博していたが、エアコンが止まった車の中で熱中症になり死亡してしまった2匹の兄弟犬・ジッペイへの追悼の意を込めて、日本テレビが発行した。帯には「きみたちの笑顔にみんなが癒されていました。ありがとうZIPPEI」と書かれている。
生前から「ZIPPEIたちの笑顔をさらに多くの方にお届けしよう」(フォトブックから引用)とフォトブックを制作していたが、書店に並ぶ直前でジッペイが急死してしまった。発売中止も考えたが、「もう一度ジッペイの笑顔を見たい」という声が寄せられたことなどから、内容を大幅に構成し直しての発売が決まった。
本の中にはジッペイが旅している様子、2匹がじゃれ合っている様子などの写真が収められている。
一見ジッペイへの感謝の気持ちがつまった内容だが、表紙に小さく「ホットドッグ」の写真が印刷されていることにネットユーザーが目を付けた。
ホット=暑い、ドッグ=犬で「熱中症で亡くなったジッペイを揶揄しているのでは」と思った人が多く、2ちゃんねるでは「これは酷すぎる」「ブラックすぎて笑えないだろ」「故意だとは思わないけど、もうちょっと気づけなかったのかなぁ」と批判の声が上がっている。