「矯正不可能」「鬼畜集団」などと週刊朝日への批判を続けている大阪市の橋下徹市長が2012年10月23日夕方、一転してツイッターに「訂正・お詫び」を掲載した。
橋下市長は10月22日の段階では、ツイッターや囲み取材で、
「僕が週刊朝日を鬼畜集団だと言ったのは、実母に週刊誌の現物を送り付けてきて、話を聞きたいと書面で連絡してきたから」
などとして週刊朝日への怒りをぶちまけていた。
「僕も登庁前だったので実母の話を早とちりし」…
ところが、「訂正・お詫び」によると、
「連載第一回の週刊朝日を、週刊朝日サイドが実母に送り付けた事実は存しませんでした。現物は実妹が購入してきたものです。週刊朝日サイドから実母へ送ってきたのは連絡が欲しい旨のレタックスで、当該週刊朝日発売日前です」
と、批判が事実誤認に基づいたものだったことを明らかにした。さらに、
「僕も登庁前だったので実母の話を早とちりし、週刊朝日の現物とともにレタックスを送ってきたと勘違いしました」
とも釈明。その上で、
「事実を訂正するとともに、このような誤った事実認識のもとに、週刊朝日を鬼畜集団と批判したことは申し訳ありませんでした。以後、公言する際は、しっかりと事実確認をしていきます」
と、慎重に事実確認した上で、週刊朝日への批判を続けたい考えだ。