ラオス国籍のベテラン飼育員、ゾウに襲われ死亡 富士サファリパーク

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   2012年10月16日3時10分頃、静岡県裾野市の「富士サファリパーク」のゾウのおりの中で、ラオス国籍の飼育員、インサボン・カムホンさん(30)がアジアゾウに襲われ死亡した。

   読売新聞の報道などによると、襲ったのは体長約3メートル、体重約2.5トンで、14日に子どもを出産したばかりの母親ゾウ。子ゾウの叫び声が聞こえたため、インサボンさんら2人が母から子を引き離そうとおりの中に入ったところ襲われた。インサボンさんは15歳からゾウの飼育経験を持つベテランで、11年7月に襲った母親ゾウとともに来日し職員に採用されたという。富士サファリパークは16日の営業について、公式サイトで「動物による事故が発生した為、休園いたします」と発表している。

   富士サファリパークでは05年10月にも、ヒグマに襲われた飼育員が死亡する事故があった。

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