「何もしてないせいで失敗、挫折したなんて初めから論外」
ただ、山中教授については親から家業に向いてないといわれ、医学の道に進んだものの手術が下手過ぎて「じゃまなか」と呼ばれたなど、「落ちこぼれ」エピソードも広く知られる。別の場所では「失敗ばかりで泣きたくなるような20数年でした」とも話していた。それを踏まえて、「説得力ある」「この人のしてきた失敗や挫折を俺が経験したら間違いなく引きこもって鬱になる」とする投稿もあった。
さらに、「1度失敗したらもうダメ」を言い訳にして何もしないのを疑問視する声もあがった。
「自分がそう思って諦めてるからだろ。この話は試行錯誤した末での失敗なら次につながるってこと。何もしてないせいで失敗、挫折したなんて初めから論外」
実業家でグロービス経営大学院の学長を務める堀義人氏も13日、ツイッターにこう書いた。
「『日本は失敗を許さない』と言う人がいる。それは間違いだ。(中略)失敗・成功の尺度でなく、どういう姿勢で臨んでいるかの方が重要なのだ。周知を集め、誠実で勤勉に働いている人には、失敗しても必ず手が差し伸べられる」