大阪市の橋下徹市長は2012年10月12日朝の囲み取材で、自らが代表を務める「大阪維新の会」で来週にも公募候補者への面接が始まることについて、「非常に自立したメンバーが多い」と期待感を示した。
また、「維新の会」では、候補者に選挙資金の自己負担を求めており、「金持ちしか立候補できない」などと批判が集まっていることについては、「選挙資金ぐらい自分で用意できるような人間でなければ、国家運営なんてできない」などと反論した。
「どっからか用立てするとか、借りるとか、自分で稼ぐとか」
橋下市長は、「維新政治塾」メンバーを中心とした、面接に臨む予定の人について、
「非常に自立したメンバーが多い。国会議員にならなくても、自分で飯食っていける、と(いった人が多い)。だから国会議員を稼業にしなくてもいいというメンバーが非常に多いので、理想の政治に近い形になりうるのではないかと思っている」
などと高く評価した。その上で、自己資金を求める方針への批判が相次いでいることについては、
「じゃぁお金もないのに立候補して、全部党からお金もらって、そんなんで自立した議員なんかにならないですよ。そりゃ、国会議員になるって言ったらね、国を運営するんですよ?そしたら選挙資金ぐらい自分で用意できるような人間でなければね、そんなもん国家の運営なんてできますかいな!」
などと反論。
「選挙資金ぐらい、今はなくてもどっからか用立てするとか、借りるとか、自分で稼ぐとか、それぐらいのことが出来るような人間じゃないと、国家運営なんてできないですよ!」
と、自力で資金を集めるように改めて求めた。