「自民党の安倍総裁を殺す」、「人のパソコンを踏み台にしているから無能なお前らには捕まえられない」などと書かれたメールが2012年10月上旬に、警察庁と国家公安委員会に送信されていたことがわかった。12日、朝日新聞などの複数メディアが伝えた。
報道によると、送信時期は大阪や三重のウィルスによるパソコン遠隔操作事件が報道される以前。メールには、「自民党の安倍総裁を殺す」、「他人のパソコンを踏み台にしているから絶対にばれない」などと書かれていて、「無能なお前らには捕まえられない」、「ヒントをやろう」といった挑発的な内容も含んでいる。複数回、警察庁と国家公安委員会のホームページの送信フォームから送られたという。
警視庁では脅迫などの疑いで捜査し、発信元の特定を進めている。