「ゴキブリ食いコンテスト」優勝男性、なぜ死んだ ヤスデやミミズも…160匹の虫を完食

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「ゴキブリを生で食べると胃を食い破られて死ぬ」?

   「汚い」の代名詞のようなゴキブリを食べて、本当に死んでしまった――というのがかなり衝撃的だったのか、このニュースは日本のネットでもさっそく話題になった。「気持ち悪い」といった声が相次ぐ中、とりわけ注目の的となっているのが、一体なぜアーチボルドさんが死んでしまったのかだ。

「どうして死んだの? ゴキブリって なんか人体に良くないものが入ってるの?」
「えっ 胃酸で溶けないの?Gさんは」

といった感想がでて、「ゴキブリを生で食べると死ぬ」という都市伝説も複数書き込まれた。

   しかし、一般にゴキブリ自体に毒性はなく、生きたまま食べたからといってそれが直接死につながるわけではない。野生の場合はサルモネラ菌などの有毒な菌に汚染されている可能性が高く当然食用には適さないが、コンテストを主催した爬虫類ショップは「参加者の食べた虫は動物の餌として屋内で衛生的に飼育されたもの」と話しており、今回のケースでは当てはまらなさそうだ。

   米国の報道は、ヤスデの分泌する有毒な体液の影響か、あるいはゴキブリへのアレルギーが死亡の原因となった可能性があるといった専門家の見方を伝えている。

   ただ、検視には1週間かかると言われている。真相が分かるまで、詮議は続きそうだ。

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