トヨタ自動車やホンダ、日産自動車の中国市場の2012年9月の新車販売台数が、軒並みダウンした。2012年10月9日、各社がそれぞれ発表した。尖閣諸島の国有化に伴う中国での反日デモや日本製品の不買運動が広がったことが大きく影響した。
トヨタは前年同月比48.9%減の約4万4100台となり、ほぼ半減。3か月連続の前年割れとなった。8月に比べ減少幅が大きく拡大し、中国での年間販売目標である100万台の達成は難しくなってきた。
ホンダは40.5%減の3万3931台。同社も中国での年間販売目標である75万台の達成は難しそう。日産は35.3%減の7万6100台。とくに現地で生産する乗用車は44.2%減と大幅に落ち込んだ。