「日本維新の会としての方針としては、憲法破棄という方針はとらない」
橋下市長は、一連の経緯について問われ、
「聞いてませんけど、うちは共産党とは違うんでね、分権型の政党を目指そうと言っている訳ですから、各地域の色んなグループが、自らの責任でもって活動することについて、ある意味、党本部の方で、あれやこれやとは言いませんよ」
と、特に問題視しない考えで、
「地方議会に憲法を破棄する権限はない。そんなんほっといたらいいんですよ、何やろうが。実際に権限と決定権があるところで、どういう方針をなすのかというのが一番大きな政党の役割」
とも述べた。
ただし、「東京維新の会」が賛成した「憲法破棄」という立場については
「日本維新の会としての方針としては、憲法破棄という方針はとらない。あくまで改正手続きをとっていく。理論上は憲法破棄ということも成り立ちうるのかもしれないが、その後現実的に積み重ねられてきた事実をもとにすると、簡単に憲法について破棄、という方法はとれないのではないのか」
と否定的な見解を示した。