「iPhone登場でメーカーのモノの見方変わった」
例年の発表会では20機種程度が発表されるが、今回は11機種にとどまった。この点については、孫社長は
「iPhone(アイフォーン)の登場以来、世界のメーカーのものの見方が変わったということではないか。例えばサムスンをとってみても、今までは沢山の種類を色々な地域のキャリア(通信事業者)、ユーザーごとに出してきたが、品そろえをしぼってきた」
と、iPhoneの登場を境に世界的に機種数が減少していることを指摘。その上で、
「従来はハードごとに、用途によってソフトを変えないといけなかったが、スマホになってからアプリ(ソフト)で全部対応できる。セグメントごとに合わせたハードをお出しても、あんまり意味がない」
と述べ、端末の多機種化には否定的な考えを示した。