エコカー補助金終了で「軽」が大人気 売れ行きトップはあの車種

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スズキ、看板「ワゴンR」の全面改良が奏功

   その新型「ワゴンR」は、9月6日に発売された。俳優の渡辺謙さんを起用した「発電エコカー」のテレビCMを、発売前から放映するなど力が入っていた。

   訴求したのは、燃費のよさだ。スズキがものづくりのために開発・投入する環境技術、低燃費化技術、軽量化技術などの新技術の総称、「スズキグリーン テクノロジー」を搭載。新型「ワゴンR」はその第1弾で、「ENE‐CHARGE(エネチャージ)」や「新アイドリングストップシステム」、「ECO‐COOL(エコクール)」などの低燃費化技術や軽量化技術を盛り込んでいて、これによってワゴンタイプでは軽自動車ナンバーワンの低燃費となる、ガソリン1リットルあたり28.8キロメートルを達成した。

   総じて、軽自動車は1000cc~1300ccクラスのコンパクトカーよりやや安いか、同じくらいの価格だが、最近は燃費性能が大きく改善されたのが特徴だ。さらに税金や自動車保険、定期点検などが割安なことが、「軽」の人気を支えている。

   エコカー補助金は打ち切られたが、国土交通省が定める排出ガスと燃費基準をクリアした、環境性能に優れたクルマに対する「エコカー減税」は2015年4月30日(自動車重量税、自動車取得税はどう3月31日までの届出)まで期限がある。

   燃費基準の達成率によっては、自動車取得税や自動車重量税が「100%免除」になっている。

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