「同姓同名の学生がいることは把握しています」
2ちゃんねるの同志社大学スレッドには、2012年8月6日、A容疑者とみられる人物を名指しで、「援交した子の裸の写メ撮ってSEX強要した」と書き込みがあったことが分かった。これが真実かどうかは不明だが、女性の友人ともセックスをさせていたという。
スレでは、こんな人物が同志社にいていいのかと嘆き、翌7日には、「泣かされてる女の子を助けてあげて下さい」と訴えていた。この書き込みは、A容疑者が事件を起こす2日前のことだった。
上京署の副署長は、取材に対し、2ちゃんスレの書き込みについては「初耳です」と明かした。
ツイッターについても、まだ確認が取れていないという。ただ、中高生とセックスしていたとすると、児童買春・ポルノ禁止法違反になるか、お金を渡していなければ、京都府青少年健全育成条例違反になるとした。
ほかに被害届はなく、余罪は認知していないというが、疑いのある事例があれば、被害者を特定するなどの捜査を行う方針を明らかにした。
強制捜査まで2か月近くかかったが、ツイッターをきっかけに踏み切ったことは否定した。「合意がなかったことを裏付ける捜査をしていました。被害者の方の証言だけでしたので、被害者が相談した知人に話を聞くなどもしています」と説明している。
同志社大の広報課では、「社会学部2年に同姓同名の学生がいることは把握していますが、詳細は調査中です。もし事実ならたいへん遺憾なことで、しっかり確認したうえで厳正に対応したい」と話している。