田中慶秋法務大臣が代表を務める「民主党神奈川県第5区総支部」が2006年から09年まで、在日台湾人が経営する横浜市の会社から計42万円の献金を受けていたことがわかった。
田中氏は10月4日の記者会見で、献金をしていた会社の経営者が外国人であることは11年まで知らず、東日本大震災後に経営者が台湾に帰省したことから台湾籍であることがわかったと明かした。3日に全額返金したという。
これを受けて、自民党の安倍晋三総裁は4日の記者会見で田中氏の辞任を求める考えを示した。しかし細野豪志政調会長は5日の「朝ズバッ!」(TBS系)に出演した際、田中氏の献金問題について「すぐ政治家が入れ替わるのはよくない」と述べており、辞任には否定的だ。