「もみあげをつまんで引き上げるくらいまではいい」 橋下市長の「体罰」新解釈が波紋

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囲み取材では一転「それは有識者が考えること」

   だが、この日の夕方の囲み取材では一転、慎重姿勢に終始した。

「文科省のガイドラインよりも踏み込んだ形にするのか」

との記者の質問には、

「そこは僕は何もいっていない。有識者で考えてもらうこと。僕は問題提起をしたところまで」

とかわし、

「市長の問題意識としては、有形力の行使をある程度認めるべきだ、ということなのか」

と重ねて聞かれても、

「それは有識者が考えること」

と繰り返すにとどまった。

   この発言をめぐっては、早速批判が出ている。例えば、橋下市長に対して対決姿勢を続けている日本共産党の「しんぶん赤旗」は、10月3日の紙面で、

「体罰は暴力そのもので、絶対に許されません。橋下氏の発言は体罰容認につながるもので、批判は免れません」

と報じている。

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