サンデー毎日は「正しい報道であったと認識しております」
また、安倍事務所は、「政府答弁書の回答部分は別の質問に対する回答部分」とも主張している。記事で引用された回答部分は
「お尋ねの評価は行っておらず、原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全確保に万全を期している」
というもの。これに対する主意書の質問部分は、
「焼損が発生した場合に、放射能汚染の規模がどのようなものになるのかをどう評価しているか」
となっており、記事では「核燃料棒が焼損した場合など想定される原発事故の詳細を説明するように求めた」と書いている。
主意書の「焼損」は、「核燃料の焼損」を意味しているため、この点については、「全くのデタラメ」という批判は当たらなそうだ。
なお、潟永秀一郎・サンデー毎日編集長は
「正しい報道であったと認識しております」
とコメントしている。