「ミニスカートで自転車乗ってる女性ってどういうことなの?」――活動休止中の人気歌手・宇多田ヒカルさん(29)の疑問が、ネットでちょっとした話題になっている。「見せパン」に苦言を呈したかったようで、「ミニスカ論争」も巻き起こった。
しかし、議論が進むうちに本人もかつてプロモーションビデオ(PV)で「黒いパンツ」を見せていたことが指摘され、「ブーメラン」になってしまった。
「視線が股間に集中しても気にならないの?(´・_・`)」
宇多田さんは、ツイッターで率直なコメントをすることで知られ、ファンとかなり気さくに交流することでも人気がある。
2012年10月1日に突然、「ミニスカートで自転車乗ってる女性ってどういうことなの?視線が股間に集中しても気にならないの?(´・_・`)」と疑問を投げた。返信には「むしろそれが狙い」などと、わざと下着を見せている、いわゆる「見せパン」だからそう気にすることもないのではというニュアンスの、比較的肯定的に見るコメントが続いた。人気漫画家の羽海野チカさんも「真後ろにいると『わーーーー!いいんですか?ありがとう』なきもちになります。(後ろにいるのが女性だとすごく無防備に見せてくださるので)」と、ほほえましさを交えて書いた。
すると、宇多田さんは「見えてもいいと思ってるパンティーなんてパンティーじゃないっ!(>_<) 断じて認めんっ(>_<) 」と発言。どうやら最初の質問は、短いスカートで自転車に乗ると下着が見えてしまい、そこに注目が集まるのはわかりきっているのに、どうしてそんなことをするのかという意味で、実は「見せパン」に苦言を呈したかったようだ。
ここから、男女それぞれの立場による「ミニスカ」への議論が沸き起こった。女性からは「どうせ見えてないし、ていうか、誰も見てないから別にいっか~と、言う感じなのかな」との推測が出たり、男性からは「見ている方も幸せになる。実践奨励」とする声が挙がったり。
ただ、多くは「ずっと気になってた」という宇多田さんの疑問に賛同するもので、
「見たくないのにヒラヒラしたら目が行っちまう、つうの」
「全く同感。オジさんは視線の置き場に困ってしまいます」
などと、気まずさを訴えた。
そんな中、宇多田さんにとっては予想外の展開が起こってしまった。