奥行きのあるデパートのトイレのような作り
報道を事実と仮定して、男性が女子トイレに入っていく様子が目撃されたとすれば、やましいことがなかったとしても不審がられるだろう。そこで真紀子氏の事務室がある衆議院第一議員会館3階の女子トイレにいき、どのような作りか確かめてきた。
女子トイレは事務室が並ぶ通路の脇を入った場所にある。男子トイレと並んでおり、トイレに入る瞬間を見なければどちらに入ったかは確認できない。扉などは付いておらず、3つの個室、手洗い場、化粧用の鏡が設置された、デパートのトイレのような作りだ。
入り口を進むと突き当たりがあり、そこを曲がらないと個室や洗面台のあるスペースには行けない。奥行きもあるので、事務次官を「奥の方まで呼び出した」ということであれば、目撃することは難しい。
ただしトイレは音が響く空間なので、ある程度大きな声で話していれば、通路を歩いていても聞こえてくるだろう。真紀子氏と事務次官の声が同じ場所から聞こえてきたとなれば、変だと思う人はいるかもしれない。