大沢樹生「長男虐待報道」を完全否定 息子と過ごした15年間が「音を立てて崩れる思い」

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   俳優の大沢樹生さんが長男を虐待していたと、週刊誌が報じた。長男自らの告白で、「パパに日本刀を突きつけられた」など非常に衝撃的な内容だ。

   これに対し大沢さんはブログで、報道内容を完全否定した。長男は心療内科で治療を受けていたが、最近は本人が事実と異なる言動をエスカレートさせていたと明かしている。

「日本刀を突きつけられ、家を飛び出す」と「告発」

大沢さんはブログで経緯を説明
大沢さんはブログで経緯を説明

   長男は、大沢さんが2005年に離婚した女優の喜多嶋舞さんとの間に生まれた。「週刊文春」2012年10月4日号の記事によると、長男は幼いころ、母親の喜多嶋さんから「ボコボコにされる毎日を過ごしていました」と告白した。勉強で間違えたり、弁当を食べ残したりするたびに殴られ、風呂の浴槽に張った水に顔を何度も沈められたといい、何とも驚くべき話だ。

   両親の離婚後、父親の大沢さんと暮らすことになった長男だが、次第に大沢さんからも暴力を受けるようになり、警察に駆け込んだこともあったそうだ。大沢さんが2008年に再婚した後も「虐待」は続く。「お前がいると家族が壊れる」と暴言を吐かれて「死にたいと思ったことは何度もある」。

   長男が週刊文春に「告発」したのは、アルバイトから帰宅する際に門限に遅れたことによるある出来事がきっかけとなった。玄関で大沢さんが無言で長男を蹴り飛ばし、殴られ続けた挙句に日本刀を喉に突きつけられ「これ引いたら死ぬぞ」とまで言われた。家出した心境について「もう二度とあの家に戻らない方がいい……戻ったら、僕がパパに殺されるか、今はかないませんが、僕がパパを殺すのか」と語っている。

   あまりにもショッキングで、容易には信じられない話の連続だ。大沢さんの現在の妻は文春の取材に、長男が語ったような虐待はないと否定。前妻の喜多嶋さんも、長男を殴ったり浴槽に顔を押し付けたりしたことなどないと断言し、息子を案じて涙を浮かべたという。

   双方の言い分が真っ向から対立しているなか、渦中の大沢さんが9月28日にブログを更新し、報道された「虐待疑惑」について全面的に打ち消した。そのうえで、長男は病気の影響により「事実と異なる言動」がひどくなっていると説明したのだ。

治療が終了するまでは言動の客観性を信頼できない

   大沢さんによると、長男は小学生の頃から心療内科に通院しており、現在も加療中。診断は「乳児期の疾病による長期入院.手術による心的外傷後遺症」という。その主な症状は「客観的事実と大きく異なる本人の認知及び言動」で、主治医は、治療が完全に終了するまでは言動の客観性を信頼できないとの診断結果を下していたとつづっている。つまり、長男が週刊文春で訴えた内容は病気が原因による事実でない言動で、実際に虐待などないことを説明したかったと思われる。

   大沢さんは週刊誌報道に「息子と過ごして来た15年間が心の中で音を立てて崩れる思いがしました」と心情を吐露。自らの虐待関与が疑われる内容だったため、長男の病状を明かしたのだという。

   翌9月29日には、行方を確認できていなかった長男と連絡がとれ、本人と電話で話したとブログで報告した。「元気な声が聞けてホッとした」となっているが、この時点で虐待に関する言及はなかった。

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