安倍夫人「アッキー」に再び注目 最近は「脱原発」に傾倒

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   安倍晋三氏の自民党総裁への返り咲きで、再び脚光を浴びそうなのが、「アッキー」こと昭恵夫人(50)だ。晋三氏の首相在任時には、父親が森永製菓の社長で、聖心女子学院出身だという華麗な経歴が注目を浴びた。

   また、「韓流ファン」を公言し、政府専用機から晋三氏と手と繋いで降りてきたことも議論を呼んだ。07年の首相退陣から5年間で、元「ファーストレディー」は、かなり活動の幅を広げているようで、「脱原発」も訴えている。

大学院でのテーマは「ミャンマーの寺子屋教育」

   この5年間の動きで比較的目立つのが、大学院への進学だ。12年春に修士課程を修了したばかりで、テーマは「ミャンマーの寺子屋教育」だった。頻繁に更新される昭恵氏のフェイスブックによると、9月28日昼には、寺子屋の開校式と日本語スピーチコンテストの審査員のためにミャンマーに向けて出発しており、昭恵氏の中でも比重が高い活動のようだ。

   また、無農薬の稲作や被災地の支援活動にも熱心だ。

   仮に晋三氏が首相に返り咲いた際に問題になりそうなのが、原発に対するスタンスだ。今回の総裁選では、全5候補が、民主党の「原発ゼロ」の方針に批判的だったが、昭恵氏は「脱原発」の立場を取っているからだ。

   晋三氏の選挙区がある山口県で12年7月に行われた知事選では、自公の推薦を受けた山本繁太郎・元国交審議官が当選。昭恵氏も、決起大会に参加したり、選挙カーに乗るなどして山本氏を支援した。

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