NHKは、受信料の都道府県別の推計世帯支払率(2011年度末時点)を、2012年9月25日に公表した。これまでは全国値のみだったが、今回初めて都道府県別に公表した。
全国平均は72.5%。最低は沖縄県の42%。大阪府が57.2%、東京都60.8%、北海道63.5%、兵庫県67.4%、京都府67.5%が70%を割った。下位には大都市部と関西圏が目立つ。
沖縄県が50%にも満たないことについてNHKは、本土に復帰した1972年から受信料制度が適用されたため、他県に比べて受信料制度が浸透する条件が違った、としている。
一方、支払率が最も高かったのは秋田県の94.6%。次いで、島根県の90.9%、新潟県90.1%が90%を超えた。鳥取県89.2%、山形88.8%と、高齢世帯の多い県が上位に並んだ。