秋元康氏公認の「ぽんこつ」スタッフ
北川謙二さんはAKB48のアシスタントプロデューサーで、映画「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」の製作に携わったほか、ミュージックビデオやテレビ番組など映像作品に関わっている。
前田敦子さんがAKB48卒業を発表した直後の12年3月末、前田さんが公演やCM撮影などの仕事で香港に行った際、北川さんが同行した。これを受けて、プロデューサーの秋元康氏がGoogle+に「北川!香港に同行しているなら前田の様子を写真でアップするとかしたら?卒業発表して、ファンのみなさんが心配してるだろうからね。できれば動画の方が嬉しいと思うよ」と投稿。北川さんは前田さんの写真を何枚も撮影して投稿したが、なかなか動画がアップできない、写真もブレているなど「ぽんこつ」っぷりを披露してしまった。
秋元氏は「北川!これじゃあ、ファンのみなさんは納得しないよ」「北川の前田リポート、ちょっとキモい」「何とかしろよ」などとイジり、一躍ファンの間に「ぽんこつな北川というスタッフがいる」という認識が広まってしまった。
秋元氏、北川さんともに「北川謙二」についてGoogle+で言及しておらず、どういった狙いでこのタイトルが付けられたかは定かではない。しかし秋元氏はこれまでにも、NMB48の渡辺美優紀さんが小悪魔的言動から、「みるきー」というニックネームをもじって「わるきー」と呼ばれているのに着目して「わるきー」という曲を書いているほか、AKB48の島崎遥香さんが「ぽんこつ」と呼ばれているのに着目した「ぽんこつブルース」という曲もあり、今回も話題作りの一環と思われる。実際インターネット上では「サビが頭から離れんw」「北川謙二のインパクトがすごすぎる」などと書き込まれており、話題性は十分のようだ。