米人気歌手のレディー・ガガさん(26)が、激太りしたと話題になっている。
露出度の高い奇抜な衣装で歌い踊るイメージが強く、ファッションアイコンとしての人気も高いガガさんだが、なぜこんなに太ってしまったのか。
衣装からはみ出るたるんだ尻と太もも
イギリスのタブロイド紙「The Daily Mail」の電子版「Mail Online」は2012年9月20日、激太りしたガガさんの写真を掲載した。
ガガさんは現在ヨーロッパツアー中で、9月17日にはオランダ・アムステルダムでライブを行った。Mail Onlineには胸元、腹、脚を大胆に露出する衣装を着た写真が掲載されているが、どれを見てもぜい肉がみっともなくはみ出している状態だ。ビキニパンツのようなボトムに網タイツを重ねた衣装では、たるみ切った尻と太ももをさらしており、かつて下着のような衣装でかっこよく踊っていたガガさんとは似ても似つかないような姿だ。
ガガさんは太った理由について、ヨーロッパツアーが始まる前の12年8月4日に出演したアメリカのラジオ番組で語っていた。
ガガさんはその時点で25ポンド(約11.25キロ)太ってしまい、ダイエット中だと言っている。太った理由は、ハードなステージをこなさなければならないため、つい食べ過ぎてしまうから、ということらしい。
父親がニューヨークにオープンしたイタリアンレストランの影響も大きいと言う。ガガさんはパスタやピザを食べることが大好きで、父親のレストランに行くたび5ポンド(約2.25キロ)は増えている気がする、それでも父親が自分に食べさせたがるのだと話した。 ラジオでこんなコメントを残してから1か月以上経過しているが、写真を見る限りダイエットは成功していないようだ。
イタリアの料理は炭水化物や油を使ったものが多いうえ、イタリア人は食べることが大好きなので、太っている人は少なくない。ガガさんはイタリア系アメリカ人ということもあり、「食好き」の血が流れているのだろうか。
ファン「すごいショック」「これは醜い」
ガガさんは08年のデビュー以来、音楽性もさることながら、そのファッションで注目と人気を集めてきた。ミュージックビデオでは下着のようなコスチュームで踊っていたり、「立ち入り禁止」テープを胸部や股に巻きつけただけで登場したりと、奇抜かつ露出度の高い衣装を「かっこいい」と評する人は多かった。特に10年の「MTV Video Music Awards」に登場した際、生の牛肉でできた「生肉ドレス」を着ていたことはかなり話題となり、米タイムズ誌に「10年の最も表現力あるファッション」と表現された。
そんな奇抜な衣装も、スレンダーな体型でなければ様にならない。激太り写真を見た日本のファンはあまりの変貌ぶりに衝撃を受けているようで、ツイッターで「すごいショックなんだけど!!」「やっぱり、ガガは痩せてなきゃ~!!」「これは醜いね。早く元に戻ってくれー」などとツイートしている。