覚せい剤取締法違反で有罪判決を受け、執行猶予中の元女優・酒井法子さん(41)が芸能界に復帰すると、2012年9月21日付のスポーツニッポンが報じている。
酒井さんは有罪判決を受けた後「介護を学びたい」として大学に入学したことが話題になっていた。結局芸能界に戻ってくることになるのだろうか。
本人は「私から話すことはできない」言葉濁す
スポーツニッポンの取材によると、11月下旬の執行猶予明けにあわせて酒井さんに国内外から映画などのオファーが寄せられていたが、酒井さんは舞台での復帰を選択した。「至近距離でお客さんの声を感じながら再出発したい。罵声を浴びても構わない」と周囲に理由を話しているという。
芸能界に戻らないことも考えたが、「小さい頃からスポットライトを浴びてきた法ちゃんが、今さらほかの仕事をできるはずがない。子供のことを本当に思うのなら、生活のために自分が一番何ができるかを考えた方がいい」と周囲に諭され、中学1年生の長男を育てるシングルマザーとして生きていくために復帰を決意したと書かれている。
21日放送の「モーニングバード!」(テレビ朝日)では、この日の7時前に報道陣が酒井さんに突撃取材している模様が放送された。記者が「新聞報道で舞台復帰が12月と報じられましたが」と聞くと、酒井さんは「今私からお話しすることができない状態なんですけど、申し訳ありません。ご理解いただけるようお願いします」と返答。「いつぐらいに正式発表できそうなのでしょうか」という質問には「ちゃんと時が来たら、皆さんにお話しできるように…はい」、「舞台復帰は前向きに検討されている?」という質問には「ありがとうございます」と言葉を濁した。最後に「復帰の時期はどのように決められた?」という質問が飛んだが、酒井さんは無言で車に乗り込んでしまった。
本人の口から復帰について語られることはなかったが、否定の言葉が出なかったとあって、スタジオは「やはり本当か」という空気だった。
「福祉やりたいってのは執行猶予のためか?」
酒井さんは09年8月、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され、9月に保釈された後、10月の初公判で「介護の仕事を前向きに勉強したい」と語った。11月に懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受けた後、すぐに創造学園大学(群馬・高崎市)のソーシャルワーク学部に入学、介護福祉士の資格取得を目指すと報じられていたが、現在も勉強しているのか、資格は取得できたのかなどはわかっていない。
芸能界復帰報道を受けて、インターネット上では「介護の仕事はどうなった?」「福祉の仕事をやりたいってのは執行猶予とるための策か?」「介護なんか最初からやる気ないだろが、下手な芝居」と疑問、批判の声が上がっている。