日産自動車の新型「ノート」が好調だ。受注台数が2012年9月3日の発売から約2週間で、月間販売目標の2.2倍となる2万1880台に達した。日産が9月19日に発表した。
新型「ノート」はハイブリッド車(HV)に対抗する手ごろな価格の低燃費ガソリン車で、新たに開発した直噴ミラーサイクルエンジンと高効率スーパーチャージャーを組み合わせた「ダウンサイジング・エンジン」(「HR12DDR」エンジン)を採用した。ガソリン1リットルあたり25.2キロメートル(:JC08モード燃費)と低燃費ながら、キビキビとした力強い走りが特徴で、日産によると購入者の73%がこのエンジンを選択したという。
過去10年の日産の小型車の受注台数としては最高の滑り出しとなった。