「中国人の破壊行為と違う『愛国無罪』」と主張
リバティの記事では、自国の領土に国民が行くことに警察が介入することを疑問視し、中国の反日デモでのキャッチフレーズを持ち出して、TOKMAさんらは「愛国無罪」だと主張している。
TOKMAさんらが魚釣島に上陸したことについて、ネット上では、「支持するしかない」「いいぞもっとやれ」と喝采を送る向きもある。とはいえ、柳条湖事件のあった日にわざわざ日本の外交を難しくさせかねないことをするのか、「愛国無罪」では中国人と同じレベルと言っていることになるのでは、といった批判が相次いでいる。
幸福の科学サイト「ザ・リバティ」の記事では、TOKMAさんは、党の指示ではなく、あくまで個人の意志で上陸したと囲み取材で話したとしている。一方で、幸福実現党では、「今回の事案は、日本の領土主権が脅かされている中、日本国民としての、やむにやまれぬ思いに駆られての行動と推察する」とのコメントを発表し、TOKMAさんの行動を支持していた。
幸福の科学グループの広報局では、取材に対し、党の指示はなかったとしたうえで、「愛国無罪」との主張については次のように説明している。
「愛国心に基づいて日本の領土を守るという行動は無罪であり、中国人の破壊行為とは全く違うという意味合いであると考えます」