「馬鹿げた値段のバンドTシャツも茶番だろ」
一方後藤さんのツイートを紹介した2ちゃんねるのスレッドでは、「なんとなく権威への反発みたいな感じで言ってるだけじゃん」「どこに入れないかではなくどこに入れるかで自分を主張しろよ」「ミュージシャンなんだからツイッターで自己主張すんなよ 歌で自己主張しろよ 何がロック歌手だよみっともない」などと書き込まれており、あまり評判はよくない。「ロックバンドがアルファベットをプリントしただけの粗悪なTシャツを大量に作りそれに5000円とか馬鹿げた値段をつけて売るのは茶番劇が仕事だからだろ?政党の総裁選挙に比べたらそういうのは不真面目だとは思わないのかな」と、ミュージシャンの商売のあり方に疑問を投げかける書き込みもあった。
アジアンカンフージェネレーションは2003年にメジャーデビュー、「サイレン」や「リライト」などのヒット曲で知られる。後藤さんは10年1月にツイッターに登録して以来、ちょくちょく政治に対する考えをツイートしてきた。11年3月11日の東日本大震災発生以降は特に「脱原発」を主張しており、反原発音楽フェス「NO NUKES」や脱原発イベント「THE ATOMIC CAFE」に出演、首相官邸前の原発抗議活動にも参加している。