「ロールス・ロイス」年60~70台売れてる 販売拡大のため東京に新ショールーム

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   英国の超高級車、「Rolls‐Royce」(ロールス・ロイス)が日本での販売拡大に乗り出した。

   ロールス・ロイス・モーター・カーズは2012年9月6日、東京・芝に東京ショールームをリニューアルオープン。国内最大規模で、313平方メートルの延べ床面積に5台のロールス・ロイスを展示する。

年内には大阪のショールームをリニューアル

「ロールス・ロイス」は年間60~70台が売れている!(写真は、販売代理店のコーンズ・モータースのホームページ)
「ロールス・ロイス」は年間60~70台が売れている!(写真は、販売代理店のコーンズ・モータースのホームページ)

   新たなショールームは、「ロールス・ロイス・モーター・カーズ東京」として、ロールス・ロイス正規販売代理店のコーンズ・モータースが運営する。

   東京ショールームのコンセプトは「洗練されたプライベート空間」。ビスポークラウンジ(オーダーメイドルーム)と呼ばれるスペースには、内装などのウッド、レザー、ペイントのサンプルが並び、ゆっくりと自由に選べるのに加え、「よりオーダーメイドにこだわるお客様には英国のロールス・ロイス本社とやり取りし、ビスポークチームがスケッチを提示しながら、イメージを具現化していきます」(コーンズ・モータース)といい、自分だけのロールス・ロイスを選ぶことができる。

   今回、初来日となったロールス・ロイス・モーター・カーズの最高経営責任者(CEO)、トルステン・ミュラー・エトヴェシュ氏は、東京ショールームのオープニングセレモニーに出席し、

「日本市場における事業の発展にとても満足していますし、日本で継続的に発展していくことを確信しています」

とコメントした。

   また、「昨年、日本は東日本大震災があった。それでも(2011年の)販売台数は、10年の販売台数と同じ水準であったことに、日本経済の底力には驚かされた」とも語り、日本市場に引き続き大きな期待を寄せている。

   ロールス・ロイスは年内にも、コーンズ・モータースを販売代理店に大阪のショールームを新たなコンセプトのもとでリニューアルオープンすることを発表。関西圏のユーザー獲得にも本腰を入れていく。

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