2012年5月時点で、全国で生活保護を受給している人は211万816人になったことが、厚生労働省の集計でわかった。9月12日に公表した。受給者世帯数も153万8096世帯で、いずれも過去最多を更新した。
生活保護の受給者は11年7月から過去最多を更新し、12年3月に210万人を突破した。4月は6015人減ったが、5月は再び8735人増加した。世帯数でも5月は、前月より8572世帯増えた。
失業などを理由に、比較的若い、働ける世代の受給が増えている。厳しい雇用情勢から、厚労省は増加傾向が今後も続くとみている。