「ここ数年間、十分な投資ができない状況だった」
JALがビジネスクラスを大幅リニューアルするのは02年以来10年ぶり。すでに全日空(ANA)はビジネスクラスにフルフラットシートを導入しており、JALは設備投資の遅れが目立っていた。植木社長は、
「ここ数年間、十分な投資ができない状況だったのは皆さんご存じのとおり。ビジネスクラスのフルフラットは、我々の切なる望みだった」
と述べ、公的支援を受けた企業として国民に還元すべきだとの指摘を念頭に、
「まさにそういった意味を含めて、最高のサービス、商品、ネットワークを提供していきたいというのが我々の思い」
と強調した。