帝京大選手に「5流大学!」「クロンボ!」 早大ラガーマンの誇りと品格どこへ行った

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   早稲田大学ラグビー部の選手が、大学ラグビー・オープン戦で対戦相手の帝京大学選手を「5流大学!」などと罵倒していたことが分かった。早大OBらでつくる「ワセダクラブ」のサイト上で明らかにされたもので、ネット上で波紋を呼んでいる。

「最低だ」
「君たちは幼稚園児か!」

   早大OBのフリーライター木村俊太さんは2012年9月4日、ワセダクラブ・サイトのコラムでこう嘆いた。

帝京大に0対43で大敗し…

ブログでも批判
ブログでも批判

   批判の対象になったのは、早大が帝京大と対戦した8月26日の試合だ。この日は、9月9日からの関東大学ラグビー開幕を前に、長野県の菅平高原でオープン戦が行われていた。

   コラムによると、早大選手は「5流大学!」と帝京大側にヤジを飛ばしたほか、真っ黒に日焼けした帝京大選手に「クロンボ!」と叫んだ。また、帝京のキャプテンが試合後、早大ベンチにあいさつに行くと、早大のコーチは「あいさつなどいらない」と追い払ったという。

   木村さんは、帝京関係者から「早稲田ってそういうチームなんですね」と言われたとし、早大は誇りも品格もないと怒りを露わにしている。試合は、0対43で帝京に大敗していた。ちなみに、帝京は、昨シーズンまで大学選手権を3連覇している。

   今回のことについては、木村さんは自らのブログでも試合当日に指摘しており、反響を呼んでいる。ネット上では、「紳士のスポーツ(笑)」「ノーサイドの精神は、どこに行ったんだ?」「ラグビーやる資格ない」などと辛辣な声も出ているようだ。早大はブランド力で選手を集めただけなのにその地位にあぐらをかいているといった批判や、2019年に日本で開催されるラグビーW杯を背負うはずの選手がこれでは人気凋落に拍車がかかるとの指摘もあった。

   コラムの内容は、どこまで事実なのだろうか。

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