「世界で最も嫌われている国」は日本か韓国か 日韓ネットユーザーが投票呼びかけ「白熱」

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   島根県の竹島を巡って日韓の緊張が続く中、両国のネットユーザーが「どちらの国がより嫌われているか」を巡ってバトルを繰り広げている。

   トラブルが起きているのは「The top tens」という海外のサイト。そこで、現在「Most Hated Countries(最も嫌われている国)」というアンケートが行われている。

韓国ネット「日本に投票しよう」

日韓ネットユーザーの投票合戦が行われている。
日韓ネットユーザーの投票合戦が行われている。

   2012年6月や7月の段階では1位がアメリカで2位がイスラエル、3位が北朝鮮かイギリスという感じで、投票数もそれほどではなかったが、9月初旬までに1位が韓国、2位が日本、3位が北朝鮮という順位になった。

   これを韓国の大手紙、中央日報が9月8日に「世界の人々が最も憎悪する国が韓国?」と報道。韓国について、汚い、正直でない、コピー商品が溢れているといったコメントが世界中のネットユーザーから寄せられているとし、韓国のネットユーザーはこれを日本のネットユーザーの仕業と推測。韓国の一部ネットでは「韓国の順位を落とそう」「日本に投票しよう」という動きが起きているとし、投票ページのアドレスを記事中で紹介した。

   その後、9月10日までに日韓の順位が逆転。コメント欄では日本について「彼らは礼儀正しいように見えるが、邪悪な心を隠し持っている。日本を決して信用してはならない!」「日本はドイツに学び、第2次世界大戦中にしたことを謝罪するべきだ。彼らは間違った歴史を子ども達に教えている」「独島は我が領土。韓国の領土」といった批判が殺到した。

日本からの投票が28%、韓国は64%

   コメントのほとんどは英語で、中にはハングルで書かれたものもある。アクセス急増を受け8日中に、サイトの管理者が「最も嫌われている国リストに関する懸念」という文章をサイト内の掲示板に掲載した。

   管理者のもとにはランキングの削除や情報の開示を求めるメッセージが寄せられたとし、どこの国から投票が行われていたか明らかにした。韓国が最も多くて全体の64%を占め、次が日本の28.30%。3位が米国の3.66%だった。韓国と日本からがほとんどだ。

   これが2ちゃんねるを中心に話題になり、「こんな国と友好とは片腹痛いわ」「殆ど投票は韓国からじゃねえかw宝くじを買う感覚で投票してんのか?」というもののほか、「あれ程馬鹿に付き合うなと言ってるのにこれでは同レベル」「何気に日本の投票率も高いね、一緒に恥さらしたようなもんだよ」といったコメントが寄せられた。

   2ちゃんねるの過去の書き込みを見ると、8月下旬ごろから「投票してください あの国を1位にしてあげましょう」という呼びかけが行われていた。

   「The top tens」は誰でも自由にアンケートを行うことが出来るサイトとして知られていて、2012年1月には「ロンドン五輪の開会式でパフォーマンスして欲しい歌手」というアンケートで初音ミクとK-POP歌手が投票を競って話題になった。

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