日本航空(JAL)は2012年9月10日、9月19日に東京証券取引所に再上場する同社株式の売り出し価格が、仮条件(3500~3790円)上限の1株3790円に決まったと発表した。売り出し株数も国内外合わせて1億7500万株に決定した。上場時点での発行済み株式数は1億8135万2000株で、時価総額は約6873億円。2012年の株式上場(IPO)としては、世界的に見ても米フェイスブックに次ぐ規模の大型上場。
JAL株の96%を保有する官民ファンドの企業再生支援機構は保有株を全て売却。出資額の3500億円の2倍近い資金を回収し、JALへの支援を終了する。