エアコンの遠隔操作へのニーズ、いまは30%
エアコン(10月19日発売予定)は外出先からスイッチのオン/オフを操作できるので、帰宅したら涼しい部屋が待っているということが可能で、これは便利そうだ。
ところが、外出先からの遠隔操作を可能にするには別売りのルータとアダプタが必要で、標準搭載していない。これについてパナソニックは、「遠隔操作が必要ない人もいるので・・・」と説明。同社の調べでは「(エアコンの)遠隔操作を使ってみたい」という人は約30%いたが、「製品としては成熟していないこともあります。これ(30%)が70、80%になっていけば(標準搭載の製品が)出せると思います」と話している。
一方、体組成バランス計や活動量計、手くび血圧計といった健康関連製品は、これまではパソコンとUSBメモリなどで接続して記録をつけていたことを考えると、ワンタッチでスマホからクラウドまでデータを展開できるので便利になる。
長期間にわたるデータの記録と分析が有効に使えるので、「スマート家電」としての効果が期待できる。
現段階ではまだ「バラつき」「物足りなさ」があるものの、さらに技術革新が進めば、外出先やリビングからスマホで家庭内のほとんどの家電製品をコントロールすることが可能になりつつあることは確かなようだ。